このわこだわりのこしあんはとは・・・
①一度に仕込む小豆は二升
豆が潰れにくく、灰汁(あく)が抜きやすい量は一升〜三升である判断基準から
②炊き上げた豆を手作業で裏濾す
製餡機といわれる機械を使わず手作業で行う事によって季節によって変化する小豆の状態を常に確認できる事から
③丁寧に濾したものを水で晒し手作業で布袋に入れて脱水
水に溶け出た不純物を短時間かつ完全に取り除ける事から
④大釜に入れて砂糖と混ぜ合わせ手作業で練り上げる
小豆のでんぷん質を傷つけること無く、舌触りの良いさらっとした餡に仕上が事から
①〜④を正確に行う事によって
このわが理想とする色薄で品のあるこしあんに仕上がります
色薄でかつ食べた時に甘さを感じさせない
こし餡は
このわのみがなせる技
同じ工程を真似しても誰も決して出来ません!
ましてや賢い経営者はこんな面倒な作業ははじめからしないはず
機械を使わない!
製餡所から仕入れない!
このわにとっては当たり前の事ですが
手作業で自家製餡をしている和菓子屋(事業として成り立っているお店)は全国でも片手で数えるほど・・・
開店当初の六年前に
「あんこの色がとても綺麗ですね」と言って頂いたお客様は
今も変わらずご来店頂いています!
お客様とお店の価値観が一致してこそ
はじめてお店としての役割を見いだせる様な気がします