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このわの稲架がけ天日干し米(夢つくし)
うどん屋「月うさぎ」で食べられます!
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大変お待たせしました。
このわの投稿がしばらく止まり、ご心配をおかけしました。
いゃ〜忙しかった。
10月、11月は“実りの秋”に加え、
次の畑の準備と、和菓子屋としての収穫物の仕込み。
山口県美祢産の生産者限定の栗が次々と届き、
田んぼではお米がたわわに実り、
丹波大納言、大豆の収穫、大根や葉物の種まき……。
このわの中で巡る経済は、
労働基準法も週休二日制もフレックス休暇も、
どこか遠い世界の話のように感じます。
とにかく“流れが速い”。
けれど、その流れの中にこそ、生きている実感があります。
そんな日々の中で、
ふとお客様と目が合い、
にっこりと笑顔を交わした瞬間、
「あぁ…もう完全に次の扉が開いたな」と思いました。
もう和菓子このわでは、
“大量に和菓子を販売する経営”は終わったのかもしれない。
そう思える日々を実感しながら過ごしています。
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ある日、林商店の林さんがもち米を届けてくれました。
「新米を試しに使ってみて」と言って。
取引でも、頼みごとでもない。
ただ“信頼のかけら”を手渡されたような気がしました。
そのもち米が豆大福や栗大福に変わり、
和菓子このわに来てくださるたくさんのお客様へと広がっていきます。
その姿の中に、
これからの未来を見据えた温かい“経済の流れ”を感じました。
次は、このわが誰かにバトンを渡す番です。
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うどん屋「月うさぎ」の
若鶏一本唐揚げとうどん付き、
このわの“ハザ掛け天日干しご飯”の定食。
そして今、共同開発中の
“このわ古代小麦の全粒粉あんぱん”。
光のバトンは、
人から人へと静かに渡っていく。
そして、誰かの笑顔へと変わっていく。
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これからは、
信頼と感謝の気持ちが巡る社会へ。
それが形となり、
不安定な世の中を、
安心・安全・安定の世界へと
満たしていくはずです。
田んぼから、手から、笑顔へ。
月うさぎの若鶏一本唐揚げ定食。
皆様、月うさぎでぜひお召し上がりください。