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長い冬季休暇をいただいたのち、
通常営業に戻って一週間が過ぎました。
この時間を通して、改めて感じたことがあります。
やはり、和菓子作りが一番楽しい。
昨年の経営方針は、
「需要が消滅しても揺るがない経営」を最優先に据え、
固定費の削減と同時に、
少人数でも高付加価値の和菓子を製造できる体制づくりに
取り組んできました。
そして
「必要なお客様に、必要なだけ」
この理念を掲げ、日々の経営を続けてまいりました。
その結果、
2026年を迎えた今、
どのような状況に置かれても振り回されない
和菓子このわとして、すでに再起動に至っています。
一方で、
多くの個人店が、固定費を見直さないまま値上げに踏み切り、
その影響で需要が静かに減少し、
固定費の圧迫と納税負担によって
厳しい経営を強いられている現状も目にしてきました。
私は以前から、
値上げを行う前に、まず経営の構造そのものを
見直すべきではないか
と考えてきました。
年下の飲食店経営者に対しても、
6次産業化という選択肢を投げかけてきましたが、
多くの場合、今の形を変えずに
「なんとか持ちこたえたい」という考えに
留まっていたように思います。
これからの時代、
単なる弱者救済ではなく、
• 強い心を持ち
• しなやかな優しさを併せ持ち
• 人の痛みを理解しながらも
• 自立して生きていける人
そうした方々と、
無理のない距離感で、共に生きていきたいと考えています。
2026年以降は、
和菓子の価格についても、
現実から目を背けることなく見直しを行い、
より一層、足元の整った経営と、
社会の一員としての責任ある納税に
努めてまいります。