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このわ特製 古代小麦BLTセット
初めての試みとなります。
農業を始めて4年間。
ようやく、その積み重ねが一つの形になりました。
古代小麦の種を蒔き、
収穫し、
自家製粉し、
パンを焼く。
そのパンに野菜とベーコンを挟んだBLT。
飲みものは、
自家栽培した大豆から作った豆乳。
添え物には、
このわの畑で育てたじゃがいもを
カリッと揚げたポテトをご用意しました。
4年間、
ただひたすらに手を動かし、
このわの力を信じて積み重ねてきた結果です。
本日、イートイン限定でご用意いたします。(11時〜15時まで)
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以下は、
私が日頃考えている「食」についての文章です。
少し長くなりますが、
もしよろしければ、お読みいただけるとうれしく思います。
私は、小麦からパンを作り、
除草剤を使わず土寄せをし、
小豆畑の雑草を鍬で取っています。
それは、材料そのものに力があると信じているからです。
小麦や大豆、小豆は、
コモディティとして世界中で取引され、
先物やETFなどを通じて金融市場とも結びついています。
その仕組みは、安定供給や価格の安定を支え、
多くの人へ食を届ける大切な役割を果たしてきました。
一方で私は、
世界の人口構造が変わり、
日本も人口減少が進むこれからの時代においても、
「大量生産・均一・低価格」を
食の理想として追い続ける必要があるのだろうか、と考えています。
食べものは、命を支えるものです。
安さだけではなく、
作る人、育てる人、
そして材料そのものの価値も、
もう一度見直す時代ではないでしょうか。
私は、その答えを議論の中ではなく、
畑で探しました。
小麦を育て、
自家製粉し、
パンを焼いてみる。
そうして初めて、
材料が持つ力は、そのまま味になることを実感しました。
だから私は、
コモディティ化された食を否定したいのではありません。
そして、慣行農法と言われる
化学肥料や農薬を使う仕組みも、
必要だと感じています。
このわでも、桃には必要な消毒を行い、
苗が成長するまでは化学肥料を使うものもあります。
また、F1品種の野菜も育てています。
大切なのは、
農法や品種を対立させることではなく、
コモディティ化された食も含めて、
砂糖や小麦などの食料全般を、
私たちがもう一度大切にすること。
そして、
現代の技術や農業の進歩を大切にしながら、
その恩恵を受けるだけでなく、
必要なときには違う方法を模索し、
自分の技術と経験で再生できる力を育てていくこと。
その両方を持つことが、
これからの時代の豊かさではないでしょうか。
私は、陰謀論や誰かを批判することが、
主権を持つことだとは思いません。
現代の技術や農業、
品種改良やコモディティ化された食にも、
それぞれ大切な役割があります。
まずは、その価値を認めること。
その上で、もし将来、
必要なものが手に入らなくなったときには、
違う方法を模索し、
自分の技術と経験で、
もう一度再生できる力を身につけておく。
それが、本当の意味で
自分の主権を持つことではないでしょうか。
誰かを否定することではなく、
自分で生み出し、
自分で立て直せる力を育てること。
敵は外側ではなく、自分自身です。
昨日の自分より一歩前へ。
その積み重ねが、人としての豊かさにつながると、私は信じています。