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丹波大納言のぜんざい — 生きると働くが、ひと椀の中でひとつになる — 丹波大納言のぜんざい(自社栽培 丹波大納言) 有機ほうじ茶はうきはの 山茶(やまちゃ) さん。 宗像大島「塩じい」の塩、林商...
生きると働くを分けると、食卓はこうなる。 ● 自分で育てた米● 自分で作った味噌● 自分で煮た大豆● 自分で漬けた大根● 自然のものだけで満たされる食卓 これは“節約”でも“我慢”でもなく、自分の...
終章 ― あたたかい目に支えられて ― これまで、日々の連投で少しお騒がせしてしまったかもしれません。 けれど、多くの方に共感していただき、そして実際にお会いしたとき、 「文章に救われました」「間...
― 必要な人に、必要なだけ ― かつて、このわも“売上”という波の上で生きていた。どれだけ多く作り、どれだけ多く売るか。それが「正しい努力」だと信じていた。 けれど、どんなに売れても、心の奥に“虚...
― 気付いた民は農に還る ― 貨幣があふれ、情報が渦を巻き、「便利」という鎖に繋がれた社会の中で、静かに気付く者たちが現れはじめた。 「自分の命は、誰の労働の上にあるのか。」 その問いに向き合った...
― 稼がずとも満たされる社会へ ― 気づけば、社会はいつの間にか“働くために生きる”仕組みで動いてきた。稼ぐことが目的となり、豊かさが“数字”で測られるようになった。 けれど、本当の豊かさは、財布...
― 高かろう悪かろうの時代を越えて ― 「安かろう、不味かろう。」かつて、その言葉は市場の戒めだった。 だが今、世の中はその反対側へ突き進んでいる。“高ければ良い”という幻想の中で、多くの人が**...
― 紙の正体 ― 国はお金を刷る。市場は株を膨らませる。数字は増える。 けれど、それで何が生まれた? 人の心は満たされたか。田んぼの土は豊かになったか。誰かの食卓は温もりを取り戻したか。 ⸻ 「紙...
― 働くことの尊厳 ― 今日は雨。畑には出られないので、機械の整備をし、冬に向けて薪ストーブの煙突を掃除し、ソーラーパネルやエアコンの点検をする。 晴れの日の農作業とは違う、少しゆるやかな時間。手...
このわの稲架がけ天日干し米(夢つくし) うどん屋「月うさぎ」で食べられます! ⸻ 大変お待たせしました。このわの投稿がしばらく止まり、ご心配をおかけしました。 いゃ〜忙しかった。10月、11月は“...
一方通行の終焉と、循環のはじまり 人はいつから、「生きること」と「稼ぐこと」を別々に考えるようになったのだろう。 かつて人々は、自らの手で米を育て、味噌を仕込み、季節の恵みを分け合いながら暮らして...
周期の断絶 ― 和菓子屋の視点から見える真実 ― 和菓子屋は、行事やお祝いのときだけ忙しい。春の桜餅、秋のお彼岸、年末の花びら餅。その一瞬一瞬に全力を注ぎ、その後は静けさの中で次の季節を待つ。 だ...