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― 働くことの尊厳 ― 今日は雨。畑には出られないので、機械の整備をし、冬に向けて薪ストーブの煙突を掃除し、ソーラーパネルやエアコンの点検をする。 晴れの日の農作業とは違う、少しゆるやかな時間。手...
このわの稲架がけ天日干し米(夢つくし) うどん屋「月うさぎ」で食べられます! ⸻ 大変お待たせしました。このわの投稿がしばらく止まり、ご心配をおかけしました。 いゃ〜忙しかった。10月、11月は“...
一方通行の終焉と、循環のはじまり 人はいつから、「生きること」と「稼ぐこと」を別々に考えるようになったのだろう。 かつて人々は、自らの手で米を育て、味噌を仕込み、季節の恵みを分け合いながら暮らして...
周期の断絶 ― 和菓子屋の視点から見える真実 ― 和菓子屋は、行事やお祝いのときだけ忙しい。春の桜餅、秋のお彼岸、年末の花びら餅。その一瞬一瞬に全力を注ぎ、その後は静けさの中で次の季節を待つ。 だ...
「再配列の時代」 “上”と“下”の苦しい狭間で、誠実に商いを続けてきた社長たち。 派手な成功より、堅実に利確を終えて静かに身を引いた投資家。 効率よりも品質を選び、コツコツとものづくりを続けてきた...
今、本物は静かに欲を消している。 ハザ掛けをしていると、パチパチと稲が乾く音や、風と共に稲の香りがして、本当の豊かさを感じます。 コンバインで一気に刈り取っていては、絶対にわからない地球の息吹。手...
和菓子このわ1.0 創業当初から100ヶ月連続で前年同月比をクリア。まさに「不滅の不沈艦このわ」だった。 緊急事態宣言で記録は絶たれたけど、コロナ禍でも、売上はさらに伸びていった。 でも、「強さ」...
このわ2.0のあの時。 固定費を下げ、農業という新しい投資をしながら、なんとか地上すれすれの高さで飛び続けていた。 絶対に心がけていたのは、このわの帳簿を欠かさず管理すること。毎週、現金出納帳と実...
先日、あんみつを3つと栗のかき氷をご注文くださったお客様。お会計は6,800円。自分でも「高っかー」と思う金額なのに、笑顔で納得して買ってくださいました。 テーブルにあんみつをお持ちして、「この蜜...
そろそろ「ハザ掛け天日干し」の季節です。 稲を刈ったあと、ハザに掛けて太陽と風でじっくり乾かす。今では「面倒だ」と言われ、生産量も落ちるこのやり方。 でも、その手間を敢えて選ぶことで、お米の価値は...
このわ3.0、着実に。 栗きんとんの「栗あん」栗蒸し羊羹に使う「渋皮煮」マロングラッセ大福に使う「甘露煮」 これらすべてを、このわで仕込んでいます。 現在の方針は、「和菓子の販売数をできる限り減ら...